財官印三宝の命

官印両全から財官印三宝の命にシフト、後の行運(大運、流年)のめぐりで変わる事例

財官印三宝の命とは?

財官印三宝の命とは、財星、官星、印星の星々が上手く合わさることにより、運勢が強く、地位や財産、名声などを受ける事ができる命式です。また、目標を達成できたり、計画が順調に運ぶこともあり、官印だけの時と比べて、財産に恵まれる並びのため、特に良いとされます。

命式と行運が組み合わさることにより、成り立つこともあり、一生のうちに、誰にでも成立する可能性のある幸運の並びだといえます。

財官印三宝の命と行運の並び

日 大歳
甲 丙庚
辰 戌子

日 大歳
甲 壬庚
辰 戌子

上記の日干甲の男性は、大運丙戌・歳運庚子でありますが、庚により、丙は強い壬偏印に変化しやすい状況となります。

この庚子年にこの男性は、精神の大病を煩い、霊感が開花したと言います。

官印両全の命として、偏官→偏印に気が流れ、偏印はスピリチュアルな意味合いがあるため、このような場合も考えられるでしょう。

数年後、甲辰年に、家族および行政からのサポートを得られることになり、財官印三宝の命にシフトします。

日 大歳
甲 丙甲
辰 戌辰

日 大歳
甲 丙戊
辰 戌辰

流年の甲辰は、大運の丙および十二支戌に支えられて、戊辰の強い偏財に変わります。そのため、庚→壬でわずらった病気の流れに加えて、戊→庚→壬という流れが新たにできており(実際は、官印の強い印星を戊偏財で抑えるという流れにより(庚→壬⇦戊))、財官印三宝の命となり、吉となります。

このように、前からの流れに、新たな流年の流れを組み合わせることにより、吉となる(三宝の命が成り立つ)ことがある事例となります。

つまり、どのような人においても、後天運の作用により、財官印三宝の命と考えられる事例があるといえるでしょう。

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四柱推命を読み解くことが難しい人は、まずは、分かるところから読み進めましょう。そして、少しずつ知識の幅を広げてみてください。