通変星

四柱推命の傷官の解説、該当時期・凶作用・意味・特徴・縁切りなど

こちらの記事では、傷官の時期および凶作用について掲載しております。

実際に傷官の時期に起こったとされる内容をまとめので参考にできるかと思います。

この記事はこんな方にオススメ

・傷官の凶作用が気になる人
・傷官の時期について知りたい人
・傷官の縁切りについて知りたい人

通変星
意味
傷官(しょうかん)
鋭敏・感覚・緻密・直感・芸術・アイデア・恋愛・こども

・日主のエネルギーを洩らす
・楽曲など表現するという意味である
・頭の回転が非常に早い

傷官の時期:次の流れに向かう節目の時期

傷官の時期は突発的に、問題が起きたり、身から出た錆により凶となる現象が起きる場合もありますが、

今まで耐えたり、我慢したりしていた人にとって、節目とするタイミングがめぐる場合があります。また、決断を下すきっかけ(多くは負の出来事)が起こるといえます。

しかし、傷官の時期の後には、財官の流れが来るので、決断を急ぐことを抑えた方がいいこともあり、この時期や直前の時期は、準備が施されていないのに飛び出したくなる状態に陥りやすいため、人一倍理性的な状態を保つ事が大切になります。

我慢の限界や、見通しが悪く、状況にメスを入れたほうが良いという場面もありますので、舵取りが難しいのが傷官の時期だといえます。

傷官の作用により、凶となる場合は多くなりますが、悪い関係を断ち切れる期間になること(地支が良かったり、次にめぐる干支が連続して良いとき、上位の後天運で吉星が出ているときなど)があります。

傷官のきずとは具体的には?

傷官の官星を傷つける作用とは、具体的にはどのようなものがあるのでしょうか。

・物を壊す
・縁が切れる
・体に傷を負う
・名誉が傷つく
・関係にヒビが入る
・記録が途切れる 
・遅刻し約束を破る
・親族が亡くなる etc…

傷官の悪さに影響され、運気が滞ってしまったときは、誰かの力をかりることも良いでしょう。そのため、日頃から周りの人々にできる範囲でいいので貢献できればいいでしょう。もしなんらかの理由で貢献できない場合は、傷官の運勢に入る直前だけでもかまいません。

この期間と直前の時期はできるだけ理性的な行動が後々のためには望まれます。

大運の傷官の時期をチェック

大運はまとまった人生の運命であり、この傷官の時期に入る直前がもっとも理性的に選択する事が大切になる時期です。

ここで、大運の傷官のチェックする方法ですが、地支に印星となる十二支がある場合は、傷官の脅威が低減されます。

日干が甲の場合では、丁亥です(ただし、卯亥未の三合の時期は注意)。他に、自分にとって必要な五行をもつ十二支が天干の傷官とセットでくる場合も脅威は低減され(日干甲の人が金を好む場合、丁酉。)、問題が起きにくくなります。

傷官から財星に気が流れるときとは?

傷官の人は型破りなアイデアをもつため、財星と一緒に出ているときは、お金を使って選択肢を増やし、独自の人生を開拓しようとしていく時期となります。

また、大運において、財星のまとまった期間の次の大運に、傷官(食傷)がくる場合は、後々に自由を追求したいという気持ちが強くなり、財が流れます。

しかし、印星が働きやすい人は、この傷官の自由を求めたい気持ちにストップをかけることができやすくなります。

直感が冴える傷官、上手く計画を練ろう

傷官の時期は、今後に巡るとされる財星・官星・印星の時期に行動する予定が冴え、計画性が出始める時期となります。

傷官の時期:新しい楽曲を知るきっかけに

傷官の時期の吉的作用として、芸術性が高まり、新たな音楽を知るきっかけになる可能性があります。

西洋の音楽に触れることや、過去にヒットした音楽を探してみることも良いのではないでしょうか。

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四柱推命を読み解くことが難しい人は、まずは、分かるところから読み進めましょう。そして、少しずつ知識の幅を広げてみてください。