多財身弱

多財身弱(財多身弱)の解除が期待される大運とは?命式の例とともに解説します

今回は多財身弱の解除方法について解説したいと思います。

多財身弱(財多身弱)の解除が期待される大運

そもそも多財身弱(財多身弱)とは?

多財身弱とは、自分のエネルギーバランスが崩れることで、剋すべきはずの財星(正財・偏財)から反剋されるかたちとなり、財星(お金・課題など)をコントロールするのではなく、振り回されている状態のことを指します。

(多財身弱についてはこちらを参考にどうぞ。)

多財身弱(財多身弱)はこのような命式の方です。

多財身弱傾向の運勢と命式

日月   大歳
   丙
辰丑   戌戌

命式内の強い己正財と干合している状態の日干甲は、強い己をもちながらも、大運丙から歳運戊偏財に気が流れている強い戊がめぐる状態で、多財身弱となります。

実際、この時期にお金に問題のあった時期となっています。

もともと多財身弱(財多身弱)傾向の命式の方に運命的な要素によりさらに傾向が強くなることもある人生ですが、この多財身弱が解除される時期はどのようなときなのか、下記のような行運が参考になります。

多財身弱(財多身弱)が解除・改善する大運とは

多財身弱傾向の解除・改善する大運

日月   大
甲己   乙
辰丑   酉

大運で酉がめぐると、辰酉の合・酉巳丑の半会により、己の丑と辰への通根度合いが大きく変わり(揺らぎ)、己の意味合いが弱まる大運になります。

そのため、多財身弱傾向が解除され、財星で苦しんでいた状態が少し緩和され、解決の糸口も少し見え始めると考えられるといえます。

しかし、完全に解除されるとはいかず、あくまで財星による問題が少し改善に向かう程度であることがポイントになります。

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