四柱推命

四柱推命の敗財の年は?多い時や性格、相性を徹底解説!

四柱推命で敗財の性格は、情に弱いため、引き受けなくても良いことに対して思わず「大丈夫です。」といってしまうこと。

また、強い自我をもつ方にとっては、人の話しを聞かずに突き進むことが敗財の特徴であることも。

この敗財に対して心配に思う人も多いはずです。

そこで今回は、四柱推命の敗財と他の通変星との性格、特徴について考えていきたいと思います。

この記事はこんな方にオススメ

・敗財が複数あるとき意味を知りたい人
・敗財の性格・特徴を学びたい人
・敗財と他の星との相性を知りたい人



※四柱推命は命式に大運や流年(年運)を考慮に入れて判断する必要があるため注意しましょう。

敗財が年運でめぐり多くある場合

四柱推命の年運が敗財

四柱推命の年運が敗財のとき周囲の環境にもよりますが、縁の下の力持ちとしての役割が生じやすくなり結果的に対人面はよくなりやすい年回りです。

エネルギーも満ち、何かを始める年になってもおかしくありません。

お金が出ていきやすい年回りにもなるため、しっかりと財布の紐はしめておきましょう。

他人のための出費は良いですが、自己投資以外で使用する出費は押さえることが望ましいです。

数年後、少しずつ運が広がりを見せていくため、敗財の年は、我慢することもいい年回りになります。

敗財が複数あるとき

敗財は、他人を思いやる気持ちをもつため、相手の様子を考慮しながら自信を保つ特性があります。

敗財が複数あると、エネルギーが大きすぎる傾向になるため、物事を進めていきたくなり、新規開拓したい気持ちをもちやすくなります。

縁の下の力持ちとしての役割を担うことが多い敗財ですが、複数あると自分一人で物事を遂行したいと思うことも多くなるはずです。

複数あることに凶作用はありませんが、日干のエネルギーが強くなると、自分を抑える必要性も出るため、我慢する、計画性をもつことが大切です。



四柱推命の敗財の性格を解説!

四柱推命の敗財の性格を簡単に説明

そもそも敗財とは、主に以下のが特徴あります。

  • ✓同情心が厚い
  • ✓負けず嫌い
  • ✓頑固さを持ち合わせる

同情心により、人に振り回される敗財ですが、自分自身の役目だと思って引き受けると、人間関係が円滑になります。

また、自我の星、比肩・劫財・敗財の中でも強い敗財を命式内にもつ方は、頑固になりがちです。

一方、命式内にエネルギーを奪う星ばかりあるとエネルギーとなる星が逆に吉効果をもたらします。

つまり、身弱の人にとってエネルギーをもたらす敗財は必要になることが予想されます。

次に、敗財と各通変星の性格や特徴、相性をご紹介します。各星との関わりで多様な意味が出ます。

四柱推命の敗財×比肩の性格

四柱推命の敗財×比肩の組み合わせた性格を考えると、高いエネルギーから活発であると言えます。

その柱の年代では、自我の星としての敗財や比肩により、自分が好むことを貫く可能性は高いです。

自我の星が少なすぎると優柔不断、凶になりやすくなるため、適度に命式内にあることが必要です。

命式内や運命で、食神・傷官・正財・偏財・正官・偏官が3つもしくは4つあり、身弱と判断される場合には、この組み合わせにより、思い通りに事が進み吉です。

四柱推命の敗財×敗財の性格

四柱推命の敗財×敗財の性格は、上記で示した敗財×比肩と同意です。

なぜなら、比肩と敗財は同じ自我の星のため、同様の意味になることが予想されるためです。

しかし、比肩と敗財は、ニュアンスが異なります。

比肩は人と張り合う意味をもち、敗財は心に秘めた闘争心をもつ意味が強いです。

命式内に正官や偏官が強いなら、男性は細見のかっこいい印象があり、女性は細身でオシャレのため、若い時から付き合いが多くなります。

四柱推命の敗財×食神の性格

四柱推命の敗財×食神の性格は、自ら人に話かけ、表現・伝達していく人です。

食神は表現する星であるため、食神に自我の星が重なると、人にアピールするいことが上手い人です。

例えば、ブロガーや司会者、アナウンサーなど話すことが上手い人などがあります。

食神が多いと小ぶり体系の可能性はあります。印綬や偏印の適度な抑えがあるなら体系は普通です。

敗財と食神の並びは、実は、かなりスムーズな位置にあるので、ストレスが少ない方でしょう。

命式内に正財・偏財がある人は、お金や人脈に縁がある人が多く、たとえ無くても大運や年運に正財や偏財が巡ると金運が良い時期になります。

もちろん、身旺身弱を判断し、身旺であると伴に適切な財星がある場合に採用されます。

四柱推命の敗財×傷官の性格

四柱推命の敗財×傷官の性格は敗財×傷官の並びと類似していることが多くなります。

食神と傷官が異なるにすぎず、アピールすること、自分のエネルギーを出すという点では似ています。

傷官と食神の何が異なるかは、傷官では、緻密さや神経の鋭さをもつ特徴です。

一方、食神はふわったとしたニュアンスがあり、食べることを好み会話量も多いです。

傷官も良く話す人が多いことは事実ですが、傷官の鋭さ、毒舌により人を傷つけてしまうことも。。

命式内に印綬や偏印があれば、傷官の鋭いという特徴が綺麗に並ぶかの如く、芸術性が生まれます。

プレゼンが上手い、話が上手い人は、傷官の良さが全面に出ていることがあります。

中には、生まれ育った環境に印綬や偏印が強かったため、傷官の悪さがあまり出ていない人もいます。



四柱推命の敗財×正財の性格

四柱推命の敗財と正財が並ぶことで問題になることが金銭問題です。

一方、自分自身で定めた目標に向かって努力できる人とも解釈することができます。

そして、正財の強さに注目すると、

正財が強い場合は、敗財の奪財作用も気にする必要はありませんし、敗財の作用を感じさせないほど正財が全面に出ている人もいます。

しかし、正財は信用を意味するので、敗財の作用が強すぎる場合には注意が必要です。

また、自我が強すぎる、敗財が強い場合は、積極的に人に話しかけることで正財の良さが出ますし、意識して正官や偏官を使う必要が出てきます。

四柱推命の敗財×偏財の性格

四柱推命の敗財と偏財が並ぶ場合も、敗財と正財の性格と類似しています。

良い作用が働けば、目標にむかって努力できる、お金に縁がある人です。

逆に、悪い作用(敗財が強すぎる)が出ている場合は、金銭問題に陥っている場合もあります。

自分の才能を発揮できるように、何か芸術的なことに取り組み、偏財に気を流すことが吉になります。

偏財が強い場合は、敗財の影響はとるに足らないでしょう。しかし、強すぎる場合は抑えが必要です。

敗財と偏財、敗財と正財が命式内にある人に大運や年運などで食神や傷官が巡る場合は、お金や人脈に縁がある可能性があります。

良い気の流れは下記になります。

比肩・劫財➜食神・傷官➜正財・偏財

この流れは起業家の人や話しを武器に生計を立てている人など多く見られます。。

四柱推命の敗財×正官の性格

四柱推命の敗財と正官の並びの人の性格は、自分の定めた人生を歩みたい人です。

敗財が強い場合には、完璧に準備した上でやりたいことを実行すると目標達成の確率が上がります。

一方で、正官が強い場合は、目標を達する気力が少々足りず、時間がかかります。

効率化するための有益や知識に触れ、自分自身を高めるなど、本から知識を取り入れるのもいいです。

また、プロのインストラクターなどに教えてもらることも良いです。正官が強い人に悪い人は少なく、流行に敏感で、オシャレな人が多いです。

四柱推命の敗財×偏官の性格

四柱推命の敗財×偏官が並ぶと、敗財と正官との説明に類似しています。

敢えて言うと、敗財がそこそこ強くても偏官があれば、抑えることができると思います。

敗財は、陰陽の陽干が日干で、同じ五行の陰干が敗財になります。

例えば、日干が甲の人は乙が敗財となり、偏官は庚の陽干となるため、庚が乙に負けにくいのです。

ボウボウの雑草はどんなに切れ味が悪いハサミでもきれますから、庚(斧)は乙に強いです。

見た目は小悪魔系というか自分のこだわりをもつ人が多いと思います。

四柱推命の敗財×印綬の性格

四柱推命の敗財と印綬という並びをもつ人の性格は、物静かな人と言えます。

自己主張することは少なく、ブレない自分の軸をもち、人の表情や反応をうかがっている人です。

命式内に食神や傷官をもつ人は才能があり、大運や流年(年運)で食神や傷官がめぐると才能やセンスで発展します。

あるいは、正官や偏官が巡る場合は、順調にやり過ごすことが多くなります。

敗財の近くに印綬があると、印綬が正財に潰されにくくなるので、勉強ができるタイプです。

テストの高い成績の上、一定の点数から落ちにくく、勉強しなくても何かと切り抜けることができるタイプです。

四柱推命の敗財×偏印の性格

四柱推命の敗財と偏印の組み合わせをもつ性格は、「敗財と印綬の組み合わせ」と類似しています。

印綬は学校の勉強などができ、偏印は趣味での深い知識を探求することが象徴的です。

偏印が天干にでなかったら、人情深くて自分軸を確立している人です。

時間が経つと、「実は頭が良い人だ」と気づくことも多くあります。

この天干をもつ人の中には、活力が多い方が比較的多くなるため、自分からアピールし、発信することで才能を開花しやすくなります。

四柱推命の敗財の性格まとめ

四柱推命の敗財と各通変星の性格、特徴、相性はいかがでしたか?

現実的に当たっていることも多くあるはずです。

何かを成し遂げるための参考にしていただければ幸いです。

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四柱推命を読み解くことが難しい人は、まずは、分かるところから読み進めましょう。そして、少しずつ知識の幅を広げてみてください。