四柱推命の傷官についてまとめました!
傷官が多い人や凶となる作用など。途中のリンク先では、傷官の時期を解説しています。
最後には、傷官と各通変星との相性についても説明しているので良かったらご覧ください。
・四柱推命の傷官を知りたい人
・2つ以上傷官星が集まる人
・詳細に傷官について知りたい人
四柱推命の傷官とは?傷官美人、大運、多い場合
四柱推命の傷官の性格や意味や特徴
傷官をもつ人は神経が鋭いことが多く、芸術性に優れています。
アイデアを思いつくことに長けています。
ごはんを食べている時に足りないものを悟り、調味料を付け足すべきことを分かる人もいます。
芸術家に傷官をもつ人もおり、独特な完成と型破りな表現力があり、人を魅了します。
印綬や偏印で傷官を上手くコントロールできていると、話しが上手です。
正財や偏財に気を上手く流せている人は、コミュニケーションが上手い人。
怒ると言葉が鋭く相手を傷つけてしまうこともありますが、相手の気持ちを汲む力が強いです。
四柱推命の傷官美人とは?
傷官をもつ女性は傷官美人といわれています。
傷官の美しさは緻密さにあります。
比較的神経が繊細で細かな部分にまで意識が行き届きます。
人生をその意識のもとに積み上げていくため、独特な美しさを醸し出す人になります。
四柱推命の傷官と大運
大運で傷官がめぐる場合、多くはご自身の才能や能力、センスで乗り越える時期となります。
10代でめぐれば稽古やスポーツに励み、経験やそれまでのスキル次第では活躍することもあります。
アーティストが傷官の時期に大ブレイクしたという事例もあるため、傷官の時期は自分を押し出して表現します。
しかし、別れの時期となることもあり、官星があり印星や財星が弱い人にとっては官星が剋され、男性との問題が生じます。
年柱に官星がある場合は、親世代に動揺がある場合もあります。
印星の抑えがあるかどうかが比較的重要であり、財星に気が流れている場合も課題が多くなる場合があります。
傷官の状態次第では大きく発展する半面、傷つくこともありますので、傷官の状態をよく考察することがポイントです。
四柱推命の傷官の男性はどうなの?
傷官の男性は、感覚的なところが鋭く頭が切れ、コミュニケーションをとるきっかけを作る一言が上手い人です。
失言も多くなり、才能が台無しになることも。
命式内に印綬や偏印をもつ人であれば、良い部分が目立ち、才能のある人だと周囲から思われやすくなります。
体格が良い男性も多く、気前がいい人です。
しかし、怒ると途端に言葉が乱暴になりますので、その点は注意です。元々は細かなところまで気が付く紳士です。
四柱推命の傷官2つや3つなら?
四柱推命の傷官2つや3つなど、命式内や運命にめぐる人では、命式や運命とのバランスが大切です。
例えば、傷官をおさえる印綬や偏印、傷官の気が流れる正財や偏財が命式内や運命になく、正官や偏官などの官星がある場合は、厳しい状況に陥ることもあります。
傷官が、正官や偏官などの名誉を壊してしまうこともあるので、表現が周りには受け入れがたいこともあります。
センス・才能はありますが、人の好き嫌いははっきりします。
命式内で印星がある人は、傷官の言いすぎる部分にブレーキをかけられる人。
運命で印星がめぐる人には、傷官を受け止めてくれる、受け入れてくれる人が周り集まります。
傷官による凶作用とそのときの対策
下記では、傷官の官星を傷つけることで起こるとされる作用をまとめています。
傷官の時期がめぐるとされる人や、今めぐってきている人がどう行動したらいいのかがわかります。
押さえたい!傷官の時期・凶作用とは?
行運の傷官による吉作用とは「悪い流れを断ち切ること」
傷官は、継続性のある流れを断ち切れるような運気となりやすく、良し悪し関係なくその作用はあるといえます。
しかし、多くは決断により、選択を迫られることになるため、自分自身の強さが必要になります。
無根の身弱なら丸め込まれるところを、身旺なら、はっきりとこれまでの流れにメスを入れること(状況を変えること)ができます。
強まった比ごう星から傷官に流れるだけでは、その稚拙な計画により、効果は小さくなるため、官星により制御された比ごう星から傷官に気が流れた身旺の人の場合は、練られた計画性とその決断が上手くいきやすくなります。
四柱推命の傷官と各通変星の相性、性格、意味を紹介!
次に、傷官と各通変星の意味、相性、性格などをまとめたのでご紹介します。
四柱推命、傷官と比肩の並び
傷官と比肩の並びをもつ人は、個性や世界観を大切にし、独特な表現をします。
オリジナリティを追求するため、今までに無い方法で問題を解決します。
適度な印星あるいは大きな財星があると良好です。
傷官を抑えるか気を流すことで、傷官の良さが前面に出るとなお良好です。
四柱推命、傷官と劫財の並び
傷官と劫財では、劫財の協調性と傷官の自発性が組み合わさります。
盛り上げる存在として多くから頼りにされている人もいます。
この並びでもそうですが、印綬や偏印などをもつ人と相性は良く、傷官の特徴的な部分を愛で包み込む印星は欲しい存在です。
歌が上手い人や占い師として活躍する人など特殊な才能を発揮する人、夜の世界に足を運ぶ人など。
友人とは親密になる人が多く、自分好みの人と特に仲が良くなります。
四柱推命、傷官と敗財の並び
傷官と敗財では、比較的物静かで存在感がある人です。
個性を大事にし、情にもろくいい人です。
敗財から傷官に気が流れた場合でも、それほど大きな傷は残さないと思います。
一方劫財は、外に向かった気の流れもありますので、傷官が大きく広がるイメージがあります。
敗財の近くに正財や偏財があると、奪財作用があるともいわれていますが、傷官が近くにあれば奪財ではなく、正財や偏財に気が円滑流れやすくなり比較的人脈に恵まれます。
例えば、正財のまじめさを利用しようと話しかけたのに、結果的に話が膨れ上がり盛り上がることもあります。
四柱推命、傷官と食神の並び
傷官と食神の並びでは、自由を愛する人で、何事も束縛されることが嫌います。
アイデアやフィーリングなどを大切にし、直感や喜怒哀楽を表現するのが上手く親しやすい人です。
反面、感情が読みやすいということが特徴です。
自由を好む気持ちが逆に自分自身を強めることに繫がることもあります。
傷官や食神をもつ人は切れ者が多く才能を磨くことで運が開きます。
四柱推命、傷官と傷官の並び
傷官と傷官をもつと、食傷星が大過することにより、神経が過敏になりやすくなります。
細かな視点まで気がつき人情深い方もいます。
しかし、鋭い一言で相手を傷つけてしまい、結果的に自分も傷つくことがあります。
財星とは比較的相性がいいですが、官星とはうまく溶け合わない場合も予想され、命式や、命式や運命とのバランスが大切です。
傷官は直感が鋭く、アイデアも豊富です。
感性が豊でや色使いも上手いため、ご自身の才能で勝負できるところが望ましいです。
四柱推命、傷官と正財の並び
四柱推命の相性が良い傷官と正財では、明るい雰囲気と話しが上手な一面をもちます。
一度話し出すと、滑らかに話すことができる才能をもち、話しの結論が真面目なところに落ち着くことも特徴的です。
財を成して気づけばお金がたまることもあります。
無駄の無い行動がひときわ目立ち、効率的に物事を進めていくことや損得などを瞬時にわかる人も多いです。
結婚相手の男性がこの並びであれば、メリハリのあるお金の使い方します。
四柱推命、傷官と偏財の並び
傷官と偏財の相性は比較的良く、人との縁が多い人生を歩む人が少なくありません。
コミュニケーションをとるきっかけとなる一言が上手くご友人が比較的多い星の並びです。
偏財は投機的な意味がありますので、日干の強さとのバランス次第では、お金を集めることやお金を増やすことが上手いこともあります。
判断力も良く、男性なら女性をよく好む傾向があり、女性ならやりくり上手な一面もあるでしょう。
四柱推命、傷官と正官や偏官の並び
傷官と正官や偏官は剋し合う関係ですが、命式内の五行の偏り次第では上手く溶け合うこともあります。
比較的男性らしさをもつこの二つの通変星。
上手く溶け合えば、傷官の鋭さや行き届いた感性が正官の誠実な対応や規律正しさを際立たせます。
剋し合えば、自律できない状態となり、食べてすぐ寝るというように比較的好まれない行動や状態が予想されます。
四柱推命、傷官と印綬や偏印の並び
傷官は比較的悪さすることでも知られる通変星ですが、必ずしも悪くでるわけではありません。
印星により傷官が抑えられると、傷官の緻密さが制御される状態となります。
印星は行動と意味を結びつける星であり、傷官の比較的直感よりの行動を制御する働きがあります。
失言なども少なくなります。
印星がめぐると、優しさをもつ人が周囲に集まり、傷官を持つ人を受け入れやすくなります。