60干支(六十干支)の特徴・性格・強さ・干合変化等のまとめ、60種類の早見表

四柱推命・算命学・動物占いを使用して未来を予測するためには、干支の深い理解は必須となります。

干支の組み合わせによる影響を知るためには、長い年月をかけて実際のパターンから読み取ることが大切であり、皆さんにもできるだけ効率的にそのパターンを知ってもらいたいと思い、載せてあります。

ご自身の命式の干支の組み合わせにより、元々の五行の偏りや陥りやすい偏りのパターンは異なりますので、下記の特徴等につきましては、参考程度にとどめるようお願いします。

それでは、60干支の特徴・性格・強さ・干合での変化等について解説します。

60干支の特徴

60干支の特徴・性格・強さ、60種類の早見表

60干支	特徴・意味・性格等
甲子
乙丑	庚乙の干合する条件が整いやすく、辛丑に変わります。
丙寅	丙寅から甲戌までは、土金の流れになります。
丁卯	卯により三合(半会)する可能性があるため、丁が強まる時期がめぐりやすくなります。
戊辰	戊辰(つちのえたつ)は、戊がしっかりと辰に通根するため、戊が強くなる干支です。壬を抑えるために必要ですが、辰が半会している場合、効果は低減します。
己巳	己巳の己という土の天干の中でも巳に通根し、特に己としては強さがあります。比較的水局を抑えます。酉巳丑の三合で金を生じます。午前9時には時間干支は己巳であり、同一干支が巡ります。己巳日は、吉日としても知られています。
庚午	天干甲がある時、甲を戊に干合変化させる条件を整える干支です。
辛未	辛未は辛として強さがあります。己巳〜癸酉までの流れは金局がメインになります。
壬申	壬の状態が申により良くなり、聡明です。この壬には強さがあり、戊による制御を好みます。
癸酉
甲戌	甲戌は戊戌に変わり、強い戊を生じる貴重な干支です。甲辰とは違い、水気は帯びていません。
乙亥	庚乙の干合する条件が整いやすく、辛亥に変わります。
丙子
丁丑
戊寅	寅により帯びた水気を無くし、戊により壬を制御します。
己卯	卯とセットになっているこの己は、金を生じます。
庚辰	水気を帯びています。
辛巳
壬午	壬丁の干合する条件が整いやすく、甲午に変わります。
癸未	戊癸干合の条件が整いやすく、丁未に変わります。
甲申	庚を強く生じます。
乙酉	干合により、辛酉に変わります。
丙戌	庚(庚子等)に出会うと壬戌に変わります。
丁亥	丁が脅威を振るう場合、亥水の水の五行の影響により低減されます。
戊子	戊子は金を生じます。また、この場合の戊も水干支の脅威を低減します。また、庚乙の干合の条件を整え、辛を生じます。
己丑	庚・辛は己丑の土の作用で埋もれます。
庚寅	寅により、庚による甲の衰弱は抑えられます。
辛卯
壬辰
癸巳	癸巳から甲午は土局の流れとなります。
甲午	丙を強めます。また、丙があると、甲己の干合の条件を整えやすく、戊午に変わります。
乙未
丙申	丙辛の干合の条件が整いやすく、壬申に変化しやすい干支です。
丁酉
戊戌	乾燥土であり、壬を制御します。水局が比較的強い場合はバランスが良くなります。
己亥	辛を生じます。
庚子	丙辛の干合の条件を整え、壬・癸を生じます。また、水の五行の干支に作用しやすく、水の五行を強めます。
辛丑	辛は比較的土に埋もれています。
壬寅	干合する条件を整えやすく、甲寅に変わります。
癸卯	癸卯のから丁未までは、木火(土)の流れになります。ただし、酉がでているときは、癸卯の後半卯〜乙巳までは金の流れになります。
甲辰	甲己の干合の条件が整いやすく、戊辰に変わります。壬を比較的抑えますが、子辰の半会がある場合は、抑える作用は弱くなります。
乙巳	酉と出会うと、干合する条件を整え、辛を生じやすくなります。
丙午
丁未
戊申	申から生じた壬を制御し、気のバランスを整えます。
己酉	金が埋もれます。
庚戌	庚から壬を生じますが、乾燥土の戌によって脅威は低減されます。
辛亥	亥水により辛が輝きを放ち、辛が強まります。
壬子	壬丁の干合する条件が整いやすく、甲子に変わります。
癸丑
甲寅	甲が強まります。また、寅が水気を取り去り、午寅の半会等により、甲を戊に変化させやすい干支です。
乙卯	庚乙の干合する条件が整いやすく、辛卯に変わります。
丙辰	金の干支と出会うと、干合する条件が整い、壬辰に変わります。
丁巳
戊午	戊が非常に強く、壬を制御します。また、十二支が午であることから、戊癸干合の条件が整いやすい干支です。
己未
庚申	甲を衰弱させます。その場合は、壬が良い作用をします。
辛酉	丙辛の干合の条件が整いやすく、癸酉に変化しやすい干支です。辛酉に実際に近くなるのは、乙酉が干合し辛酉となる場合があります。
壬戌	壬は旺じて津波となる場合でも壬の脅威を乾燥土の戌が低減してくれます。また、壬戌は干支全体として金を生じます。
癸亥	癸亥から甲子の間には、亥水の半会なども関与することにより、癸が干合して丁が生じる時期がめぐりやすくなります。